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ビニールハウスで農薬減!安全な食材作りがスタート

沖縄県の北西部にある今帰仁村の兼次部落。海から近く、昔から農業が盛んなこの土地では、今帰仁スイカや菊、マンゴーなど、様々な作物がビニールハウスで栽培されています。ハウス栽培の利点は潮風や台風などの影響を受けにくく、害虫をある程度防げること。

高温多湿な沖縄はとにかく虫が多い。そのため昔は農薬による虫の駆除が欠かせませんでした。しかしビニールハウスで覆うことで虫の侵入をある程度防ぐことが可能になり、農薬を最小限に抑えた栽培が実現したのです。ハウスの中は風が通らないため、夏の暑さは厳しい。それでも安心安全な作物を育てるために農家の皆さんは、日々頑張っています。

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農薬減で安心・安全!生でも食べれるゴーヤ

そんな今帰仁村で沖縄酵素の原料のひとつであるゴーヤーを栽培している大城さんにお話を伺いました。
「昔はもっと小規模で、家で食べるだけの野菜を少しずつ育てていたんだ。多くできた分は市場に売りに行ってたよ。白菜とか菜っ葉とかね。ハウス栽培を始めたのは長男。今では夏から正月に向けて菊を、正月から夏に向けてゴーヤーの栽培をしているよ」

ゴーヤーは収穫後、再び花を咲かせて実をつけるので、きちんと管理すれば長期間収穫することが可能。充分に育ったゴーヤーを朝収穫したら、雄花を手にとり、優しく雌花にこすりつけ受粉させる作業が始まります。ハウス栽培のため、交配には人の手が必要なのです。1シーズンで何千回、何万回も繰り返します。

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「おばぁと長男と、家族3名で約2千坪の畑を見ているので休みはないね。水やりに機械を使ってはいるけど、それでも行き渡らない部分は手でやるよ。うちのゴーヤーは減農薬で育てているから安心だし、昔のゴーヤーに比べて苦くないから、生のまま薄く切って砂糖醤油をつけて食べても美味しいよ」

そう言いながらゴーヤーを摘み取り、手渡ししてくれました。見た目よりもずっしり重いゴーヤーは、驚くほど立派で艷やかでした。

編集部より

子供の頃は苦手だったゴーヤ。いつしか、美味しいと感じるようになり、夏には我が家の定番食材となっています。でも、作るものはいつもワンパターン。ゴーヤチャンプルーと、ゴーヤの肉詰めと、ゴーヤの佃煮・・・ これを延々と繰り返して作っています。家族には飽きられますよね(笑)まだ生のまま食卓に並べたことはないのですが、この夏はトライしてみようかな。