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微生物の連携プレーが生み出す味噌の旨み

私たちに馴染み深い味噌は、大豆や米、麦などを食塩と混ぜて発酵させたもの。製造過程で、麹菌や酵母菌、乳酸菌など、たくさんの微生物が絶妙な連携プレーをします。そして発酵することによって、大豆のタンパク質が消化しやすく分解され、またアミノ酸が多数遊離されるため、旨みが出るのです。

 

「医者に金を払うよりも、味噌屋に払え」

これは、江戸時代から言われていることわざです。味噌は昔から朝夕食に用い、1日も欠かしてはならないとされてきました。

最近では、味噌と健康の関係について、栄養学や医学の観点から様々な研究が進められています。例えば、味噌はコレステロールの吸収を抑えて動脈硬化の予防に、また骨粗鬆症や更年期障害の軽減など、老化防止にも良いと言われています。最近では乳がんや前立腺がんにも効果があることがわかってきました。昔の人は経験的に、味噌が健康に良いという事を知っていたようですね。

「美味しく、健康にも一役買ってくれる」こうした複合的な機能性は、発酵食品ならではの強みです。
 
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味噌玉で、味噌汁ライフを楽しもう

インスタントみそ汁のように、お椀にお湯を注ぐだけで味噌汁が作れてしまうと話題の味噌玉!作り方も簡単なので、週末などに作り置きしておけば、毎日の食事に味噌汁を簡単にプラスできます。

【味噌玉の作り方】とろろ昆布バージョン
①ラップを広げ、上に味噌をのせます。(味噌は大さじ1程度)
②鰹節を一つまみ程度乗せて軽く混ぜます
③とろろ昆布を手で適当な大きさにちぎって乗せます。
④味噌を包み込むように上からねじり、茶巾絞りの要領で包んだら輪ゴムで留めます。
これで完成!あっという間にできますね。

具にネギを入れたり、ワカメを入れたりとアレンジもできるので、飽きることなく楽しめますね。

 

編集部より

味噌にまつわることわざは、実はとても沢山あります。「味噌汁は朝の毒消し」「味噌汁は不老長寿の薬」「五割の金を借りても味噌を作れ」「着物質に入れても味噌を作れ」「煙草好きに味噌汁」など、どれも味噌が健康に良い事や、味噌の重要性を語っていますね。

しかし、総務省「家計調査」によると、1990年に約9.5キロだった「2人以上世帯」のみその年間購入数量は、2012年には約5.8キロまで減っています。これは、家庭用みそパック(750グラム)にが約5個分減ったことになります。

日本人が大切にしてきた味噌文化を、これからの私たちも引き継ぎ、守っていきたいですね。